導入事例

2021.04.08.Thu

【導入事例記事インタビュー】株式会社 クワバラ・パンぷキン様

適切なガイドラインや基準を作成してもらい
コロナ禍の不調にも落ち着いて対処できた

 

Q. 御社の事業の内容、従業員数を教えてください。

事業内容は、建物解体工事業、アスベスト除去を主たる業務としています。また、建設系産業廃棄物処理を主とした事業は4つの施設を展開しています。
近年では「価値ある未来と環境を創造する」という経営理念の下、SDGsを推奨し業務に取り組んでいます。
従業員は約120名です。

Q. Dr.健康経営を知ったきっかけや、導入に至った決め手は何でしょうか?

医療相談アプリ「LEBER」を運営する株式会社リーバーさんから、Dr.健康経営さんを紹介していただいたのがきっかけです。代表の鈴木医師とお会いしたときに、日本の中小企業のほとんどは産業医と契約しているけどなにも機能していないということ、そこを変えていきたい思いがあるということを聞きました。当時の弊社では、いわゆる産業医の「名前貸し」の状態で、年間数十万も払って産業医契約しているのに、年2回の健康診断と書類に印鑑を押してもらうだけでした。
そこで、産業医業界を大きく変えることで中小企業をサポートしていく志を持った、若くて優秀な産業医がいることに感動し、鈴木医師の思いを弊社にも定着させたいなと思いました。

Q. 導入後、以前から改善された面はありましたか?

職場巡視を進める中で、事務所内や工事現場などの衛生対策として、我々では普段気がつかないような視点からアドバイスをいただけるようになりました。例えば、事務所内の地震対策として棚の突っ張り棒を設置したり、棚の上においてある荷物は落下の危険があるため撤去したりしました。また、トイレの手拭きタオルは、毎日洗ってはいたものの、当時はコロナ前で共用で使用していましたが、アドバイスを受けペーパータオルに替えました。
その他にも、従業員にメンタル不調の兆しがあったり、ハラスメント問題が起きそうなときに、すぐに相談できる窓口ができたということも大きな改善点ですね。今までは、そういったセンシティブな相談を受けても、我々は「まあ、大丈夫だよ」しか言えず、そうしてるうちに大丈夫じゃなくなってしまうケースもありました。それが〝まずは産業医の先生に相談する〟という流れができていることは非常に大きいです。

Q. 社内ではなにか変化がありましたか?

安全衛生委員会を毎月開催し、産業医の先生に参加いただくことで、社内に安全衛生委員会が普及しました。今まではやっていなかったので、「安全衛生委員会ってどうやるの?」というところから本当に手探りでしたが、基本の趣旨や目的、ノウハウを教えていただきました。
また、健康診断結果にもとづいて、1人1人の健康リスクについて細かくご意見いただき、従業員との面談により健康相談や保健指導をしていただけることで、従業員の健康への意識の変化に繋がっていると思います。

Q.健康経営活動を進めるにあたってなにか印象的なエピソードはありますか?

昨年の予期せぬ新型コロナウィルスに関係するさまざまな対策についてアドバイスをいただけたことです。例えば、社員が発熱した際の静養・復帰する基準や、健康観察シートの作成、飲食を伴う会社の公式行事の開催に関するガイドライン作成などは、産業医の助けがないとできませんでした。
明確な基準ができたことで、他の会社があたふたする中、弊社は慌てることなく基準に従って判断できました。また、実際に従業員が発熱した際にも個別に状況を報告して、即座に的確なアドバイスをいただけたので助かりました。

Q. 産業医に求めることはなんですか?

現在はコロナ対策のため安全衛生委員会はオンラインが中心なのですが、終息した際はまた、本社や各工場でリアルな会議を開催してご指導いただきたいと思っています。
また以前に、鈴木医師が、産業医と病院のお医者さんの違いを「病気を治すのがお医者さん、産業医は健康に働くためのお医者さん」とおっしゃっていたのが印象的でした。先行き分からないこの時代で、メンタルヘルスを含め、どうしたら健康を害さないで働ける組織作りができるのか、専門家の視点からのアドバイスを継続的にいただきたいと思っています。

Q. 今後は産業医とどのような健康経営の活動に取り組んでいきたいですか?

弊社では毎年2回、会社の社内行事として、全従業員が参加する安全大会を開催しています。コロナ以降は、この安全大会や社内のイベントをずっと中止していました。コロナが終息し、再開できるようになった際は、産業医の先生に全従業員向けの研修会をしていただき、従業員の健康に対する意識をあげていきたいです。
弊社は、特に工場勤務の従業員の喫煙率が高いので、禁煙を6カ月継続できた従業員に賞金を出しているのですが、なかなか禁煙率が上がらない課題もあります。そこで、この安全大会でタバコの害に対する研修会をしていただいて、従業員の理解を深めていきたいです。
また今後は、経済産業省が定める「健康経営優良法人」の認定取得も目指していきたいので、産業医の先生と二人三脚で取り組んでいきたいと思っています。このような認定の取得によって、働きやすい職場作りだけでなく、将来的に従業員を採用する時に会社の強みとなっていくと思うので、がんばっていきたいです。

最新の導入事例一覧に戻る