産業保健・健康管理
「健康診断結果報告書」とは?作成方法や提出するタイミングを解説【記入例あり】
目次
「定期健康診断結果報告書」とは?
労働者50名以上の事業所では「定期健康診断結果報告書」を労働基準監督署へ提出することが義務付けられています。
健康診断結果報告書の記入にお困りの方は、産業医紹介のDr.健康経営までお気軽にご相談下さい
定期健康診断結果報告書」を作成する企業とは?
労働者50名以上のすべての事業所。
「定期健康診断結果報告書」を作成・提出するタイミングとは?
明確な提出期限はありませんが、定期健康診断の実施後、原則3カ月以内に提出するようにしてください。提出が大幅に遅れる場合には、予めその旨を労働基準監督署に伝えるようにしましょう。
「定期健康診断結果報告書」を作成する担当者とは?
一般的には、人事総務の担当者が「定期健康診断結果報告書」を作成し提出します。記入方法で不明な点がある場合には、担当の産業医に確認するとよいでしょう。
書式については、最新版が厚生労働省のホームページよりダウンロード可能です。また、サイト上にて書類を作成し印刷することも可能です。
「定期健康診断結果報告書」(厚生労働省)はこちら
https://www.chohyo-shien.mhlw.go.jp/
また、健康管理システムmediment(メディメント)では、労基署への報告書作成が自動でおこなえます。
健康診断やストレスチェックの結果など従業員の健康データを見える化できますので、健康管理システムの導入も参考にしてみてください。
「定期健康診断結果報告書」を記載する内容とは?
下記の必要情報を記入してください。記入漏れがある場合は労働基準監督署より再提出を求められる場合があります。(※1)(※2)(※3)は、記入において注意が必要な部分です。下記の記入例を参考にしてください。
- 事業所情報 : 労働保険番号、事業所名称・所在地・電話番号、労働者数
- 健診機関 : 実施機関の名称、住所
- 健診項目 : 実施者数、有所見者数
- 所見のあった者の人数 :すべての検査でいずれかが有所見であった者の合計(※1)
- 医師の指示人数 : 再受診勧奨や就業制限を実施した者の合計(※2)
- 産業医情報 : 氏名、所属機関の名称、住所(※3)
健康診断結果報告書の記入にお困りの方は、産業医紹介のDr.健康経営までお気軽にご相談下さい
「定期健康診断結果報告書」の記入例をご紹介
ここでは、「定期健康診断結果報告書」の記入例を紹介します。こちらを参考に情報を記入し、労働基準監督署へ提出しましょう。
以上、健康診断結果報告書の記入方法について、ご紹介いたしました。
「Dr.健康経営」では産業医サービスを中心に、健康経営の支援をしております。
今回ご紹介した健康診断結果報告書の記入については、専門的な知識も必要な部分があり、作成が不安な方もいらっしゃるかもしれません。
Dr.健康経営で提供しているサービス「産業医コンシェルジュ」にはこの領域のプロフェッショナルがそろっています。
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